今回はカプコンファイティングコレクション、名作格闘ゲーム10作品が収録されたゲームをレビューをします。
(対応機種PS、XBOX、Steam、Switch)
さて昔の格ゲーなんて、今更やってもつまらんだろうと思っていませんか?
そんな事はありません!昔の格ゲーだからこそ、今では出せない個性的な味と魅力がタップリと詰まっていますのでご紹介いたします。
(軽いネタバレを含みます)
本記事の内容
- 見た目が変だって?実は魅力的なモンスターだらけのヴァンパイアシリーズ!
- 格ゲーは1人で楽しめないって?そんな事はない十分に楽しめます!楽しみ方を知らないだけです。
- ワンボタンで必殺技入力が可能、難しいコマンドも一発で出せます!
- 複数のタイトルを同時にマッチング申請が可能、ゲーム毎に人がばらける事を防ぎます。
カプコンファイティングコレクションは10作品もありますので、その中でも私が大好きな作品を載せていきます。
目次
見るだけでも楽しい?魅力的なモンスター達が戦うヴァンパイア!
個性的すぎて、まともな人間キャラがおらず、取っ付きにくいヴァンパイアシリーズ。
しかし人間離れした動きと美しいアニメーションは、見てるだけでも楽しく、他の格ゲーと圧倒的な差別化がされています。
ヴァンパイア、サキュバス、人造人間、雪男、狼男、キラーマシーン、宇宙人と、古今東西あらゆるモンスター達が集って戦います。
人間からすれば「勝手に戦っててくれ」と言いたくなる様な面子ですが、悲しいバックストーリーやコミカルな動きには惹きつけられるものがあります。
例えばこのビシャモン、戦い方や勝利画面を見れば分かりますが、人を斬る快楽に溺れたイカれた侍です。
刀で相手を真っ二つにしたり、人魂を投げたりと、好き放題暴れているどうしようもない奴ですね。
しかし台詞を細かく見ていると、ビシャモンという善良な男が、呪われた甲冑「般若」に憑りつかれているだけだと分かります。
最終的にビシャモンは呪いから解放され、今まで犯した罪を償う為にお坊さんになり、妻と共に全国人助けをする旅に出ます。
このように細かく見ると、意外な面や悲しい面があり、エンディングでは衝撃的な展開が起こったりするのも楽しい要素です。
そしてこれは初代の話しであり、続編にもストーリーとしても繋がって出演しています。
呪いから解放されたはずのビシャモンが、何故また戦いに身を投じているのか?
その辺りも描かれており、ヴァンパイアシリーズ全てが楽しめるのも、お得で楽しいですね。
またデミトリというヴァンパイアも私は好きです。
シリーズ途中からですが、相手をわざわざ女体化してから血を吸う技を持つ変態野郎です。
人外だらけですが、他で見た事もない個性的なキャラクターが数多くおり、非常に楽しめます。
本作は10作品中、5つがヴァンパイアシリーズであり、一番おすすめの作品です。
ボタンを順番に押すだけでコンボが出せるチェーンコンボ
格闘ゲームのコンボがだるいと思った事はありませんか?
なんとこのシリーズは、ボタンを順番に押すだけでコンボが発動します。
例えば弱→中→強と順番に押すだけで、それっぽいコンボが発動し、ダメージも結構稼げます。
このシステムのお陰で初心者でも簡単にコンボが楽しめるようになっており、キャラクターの操作が楽しくなってきます。
ワンボタンで技が出せる必殺技ボタン
今回のカプコンファイティングコレクションには必殺技ボタンが搭載されています。
一回転コマンドとか二回転コマンドとか出せないよ!!っと思う方もいますよね。
そんなあなたでも、ワンボタンで簡単に必殺技が出せます。
これで戦闘中の一瞬の隙に大技が叩き込める爽快感を味わえます。
全ての作品にこの必殺技ボタンが搭載されているので、苦手な方でも楽しめます。
まさかの1人用格闘ゲーム、ウォーザード
25年ぶりに初移植された格闘ゲームウォーザード。
レベルアップシステムやCPU専用のボスキャラを倒していくシステムから、ほぼ1人用の格闘ゲームです。
格闘ゲームなのに、敵を倒してレベルアップする事で、ステータスや新しい技を覚えていくという斬新なシステムになっています。
このレベルのせいで対戦としての公平さが欠け、ゲームセンターでは受けが悪かったようです。
またプレイアブルキャラが4人しかいないので、対戦としては盛り上がらなかったのでしょう。
しかし家庭用ゲームとなると話しは別です、1人でジックリと楽しめる格闘ゲームになっています。
剣を使う元王様のレオ、武闘家のタオ、魔術師のタバサ、忍者のムクロ。
全員が違うストーリーを進み、エンディングも複数あります。
敵はCPU専用のボスキャラというだけあって、大型の敵も多くなっています。
こんな大型恐竜でも投げは勿論、スクリューパイルドライバーもちゃんと入るが面白い。
更に切断攻撃でトドメを刺せば真っ二つになる等、演出面でも気合いの入った作品です。
パターンを見切れば圧倒する事も可能なので、ソウルライクの様に繰り返し遊んでパターンを覚えましょう。
戦闘中に回復アイテムや魔法を放てる球も入手出来ます。
格闘ゲームでありながら、アクションゲームのような緊張感と爽快感を持つ作品です。
今回初めてやりましたが、1人用の格闘ゲームという事で楽しめてます。
対戦や最初からLvMaxモードもあります。
ロボット達が戦う!高速バトル格闘ゲーム
サイバーボッツ、カプコンの格闘ゲームには珍しく4ボタン式で、かなりシンプルな操作が可能です。
なんと言っても細かく描かれたロボット達が高速移動しながら戦うのが凄くカッコイイ!
バルカン、レーザー、パイルバンカー、ビームソード、ドリル等、普通の格闘ゲームでは見ない技を使い、ブーストによる高速移動をしながら戦います。
正にロボットにしか出来ない戦い方が魅力的です。
ガシャンガシャンとロボ達の殴り合う効果音を響かせながら、ロボアニメの様な熱い戦いが繰り広げられます。
特にパイルバンカーで持ち上げて、至近距離でバルカン撃つとかカッコ良すぎだろ。
時には敵ロボの腕をもぎ取るという事も出来、ロボ特有のバトルが最高に熱いです。
熱いロボバトルが楽しすぎる。
また同じ世界観でベルトスクロールアクションのパワードギアは、カプコンベルトコレクションやカプコンアーケードスタジアムに収録されています。
収録されているのはアーケード版なので、家庭用版の隠しキャラであるメカ豪鬼は存在しません。
収録作品
ここでは全てを紹介していないので、収録作品はこちらに載せておきます。
全てがマルチプレイ可能になっています。
- ヴァンパイア、ヴァンパイアハンター、ヴァンパイアセイヴァー、ヴァンパイアハンター2、ヴァンパイアセイヴァー2
- ウォーザード
- ハイパーストリートファイター2
- ポケットファイター
- スーパーパズルファイター2X
- サイバーボッツ
格闘ゲームは1人でも十分楽しい!
格闘ゲームは、対人戦しか楽しみが無いと思っていませんか?
対戦は勿論楽しいものですが、初心者が急に対戦に行っても絶対に楽しめません。
1人でも十分に楽しめますので、まずは世界観やキャラクターの操作を楽しんでみてください。
・格闘ゲームの楽しみ方はこちらに詳しく載せました。↓
またゲームばかりやっていると姿勢が悪く、肩こりになりませんか?
私も肩こりが酷かったのですが、とある方法で改善しました。
複数のタイトルを同時にマッチング申請できる!
こういったゲームの詰め合わせタイトルだと、どうしてもマルチプレイの人数が散ってしまい、マッチングし難くなります。
しかし今作は同時に複数のタイトルにマッチング申請が出来るのです。
例えばストリートファイターとヴァンパイアセイヴァーの両方を申請しても、先にマッチングしたゲームがプレイ出来ます。
何気に凄いシステム、詰め合わせ系のゲームは全てこの方法を採用して欲しいですね。
サムスピコレクションもこの方法が良かったですね。
最後に
今回のカプコンファイティングコレクションは、個性溢れる格闘ゲームの詰め合わせです。
ヴァンパイアシリーズなんて個性が強すぎますが、バックストーリーやコミカルなアニメーションは今でも楽しい。
むしろ今では出せない味がある!だからこそ、今遊んで頂きたいゲーム達です。
1人でも十分に楽しめますし、飽きたら対戦に行くのも良いでしょう。
この素晴らしき格闘ゲーム達の世界観をタップリと味わってください。