ここではTrek to Yomiのレビューを載せています。
Trek to Yomiとはどんなゲーム?
- 白黒映画の様な、昔ながらの美しいビジュアル。
- 美しいモーション、かっこいいカメラワーク。
- 全体的に単調でアクションの癖が強すぎる作品です。
この記事の結論は「ゲーム自体は単調ですがビジュアルが素晴らしい」です。
美しい映画に様な白黒ビジュアル
このゲーム最大のウリかと思います、美しいビジュアル。
古き良き映画の白黒デザインで統一されており、ムービーシーンも映画の様なカメラワークで非常に引き込まれます。
そして声優の演技は迫真であり、時代劇をまるまる取り込んだ様なゲームです。
障子の裏で戦う影は滅茶苦茶かっこいい!
障子に血がつくのは、正に古き時代劇で見てて楽しいです。
カッコイイアクション、斬り殺す楽しさがあるが癖が強すぎる
動きがカッコ良く、時代劇の殺陣をそのまま楽しめるアクションになっています。
戦闘は常に真剣勝負やるかやられるかの戦いであり、緊張感が走ります。
一瞬の出の早さ、獲物の長さ、やるかやられるかの勝負が楽しめます。
しかし戦闘バランスは、あまりよくありません。
↑弱弱強コンボが非常に強く、めんどくさい方はこれだけ振っていれば勝てます。
真剣勝負を楽しむのであれば、この技は自主的に封印した方が良いかもしれません。
アクションの癖が強すぎる。
弱弱弱弱コンボは連打するだけではなく、一定のタイミングでボタンを押さないと攻撃が繋がりません。
他の技も連打するのではなく、ボタンを押すタイミングを考えないといけません。
これが慣れるまでかなりめんどくさいです。
全体的に単調である
基本的に敵を倒していくのみ。
勿論アクションゲームなのでそれで良いのですが、流れが単調で敵の種類も多くありません。
また道中にパズルもありますが、非常に簡単です。
最初のインパクトは強いですが、中盤が特に単調でした。
最後に
現状、賛否両論なのがよくわかる作品です。
白黒ビジュアルやカッコよさに関しては最高です。
しかしアクションの癖の強さ、ストーリーの中盤からの展開やパズルの単調さが、余り楽しくありませんでした。
悪い所は多いですが、3~4時間でクリア出来、古き良き映画を見た様な感覚で満足は出来ました。
台詞の言い回しや、声優迫真の演技は高レベルで、時代劇をここまで楽しめるゲームはそうそう無いと思います。
映画を見る、時代劇を見る感覚でやるなら面白い作品です。
こういったアート作品を楽しめる方にはオススメのゲームです。