このゲームは泥や川にハマながらも、トラックで荷物を運搬するオープンワールドです。
路面をギリギリで走り、ウインチを木に引っかけて車を引っ張り出す。
「歩いた方が速いだろ」と言いたくなる速度で動く事が多いです。
そんな悪路でトロトロと移動するゲーム、どう考えても苦行ですが、何故かやりたくなってしまいます。
そんなゲームの魅力をお伝えします。
本記事の内容
- 復興の為に、車で荷物を届けるオープンワールド。
- 道は泥にまみれ、川は氾濫、それでも荷物を届けるのだ!
- 泥にも川にもハマり、試行錯誤し、悪路を進め!
この記事の結論は「苦行だけど面白い、不思議な魅力のあるゲーム」です。
ではどういったゲームなのか、御説明いたします。
目次
車ゲームだが、爽快なスピード感などない!
さて車がメインのオープンワールドと聞けば
爽快感のあるスピードを出し、カッコイイ車で走り回る物を想像しますよね?
しかし本作は、自然災害にあった地域を復興させるのが目的です。
泥だらけの道路、氾濫した川、壊れた橋、ロクなインフラが整っていません。
下手にスピードを出したら山から落ち、泥にハマって抜け出せなくなります。
「道路なら走り易いな!」と思ったら石だらけの時もあります。
爽快感のあるスピードなんて出せません。
丁寧な運転で、悪路を進み、荷物を運びましょう。
試行錯誤し、苦難を乗り越えた先に、達成感と「次はどうクリアしてやろう」という感情が沸きあがってきます。
ソウル系のボスを倒した達成感に似てますね、困難な道のりを頑張って踏破した時は気持ちいいです。
早いスピードは出さず、丁寧な運転が求められます。
道は泥や雪だらけ、川は氾濫、それでも荷物を届けるのだ!
最初のMAPは道路が多めで、スムーズに走れる事も多いです。
しかしある程度進むと、「泥!雪!水!山!」とにかく走り難い場所を進みます。
山から横転し、「荷物をぶちまけて最初からやり直し」なんて事もあります。
そんな地形を少しずつ丁寧に運転し、時にはウインチや別の車を使って泥から引っ張り出す作業をします。
長距離運送になる場合は、ルートの計画を立てるのも大事です。
「おっ、ここ近道出来るじゃん」なんて通ったら、泥にハマって抜け出せない、なんて良くあります。
「急がば回れ」、今の車の性能や荷物の重さを考慮し、遠回りするルートを選択するのも重要です。
そんな計画や丁寧な運転を楽しむのが、このゲームの魅力です。
地図を見て「ここは泥が多すぎるから迂回だな」等、自分で計画を立てる面白さもあります。
場所によっては、車をカスタマイズし、予備の燃料やスペアタイヤを積んでいきましょう。
また、お金を貯めて新車に乗り換えると、走破性の良さに驚きます。
最後に
本作は、荷物を運ぶだけのゲームです。
泥や石だらけの道、溢れる川、そんな悪路を試行錯誤しながら進む。
自分のテクニック、車の性能や重量、進行ルート等、ただ荷物を運ぶだけなのに、意外と考える事は多くあります。
他のドライブゲームやレースゲームとは一味も二味も違い、個性的な車のゲームを楽しめます。
クセは強く、人を選ぶゲームであることは間違いありません。
しかし、もしここを見て気になったら、きっとあなたには向いているゲームなので買ってみましょう。