ここではFFオリジンのストーリーの解説と大量のネタバレを載せています。(Part2はこちら)
またゲーム中のルフェインレポートやネット上の情報を元に考察した内容なので、間違っている可能性もありますので、ご了承ください。
FFオリジンのストーリーは情報が散らばっており、「何だかよく分からない」と思いませんか?
そこで本記事では、本編で良く出てくる単語「ルフェイン人とは?」「カオスとは何か」「ストレンジャー計画とは?」についての解説と個人的な考察を載せていきます。
本記事の内容
- ルフェインとは古代の小さな国家だが、高度な技術を持っている。
- この世界は光と闇のバランスが崩れると崩壊するので、ルフェイン人が影でバランス調整している。
- 主人公ジャック達は、光を増やす為にルフェイン人から送られているストレンジャーである。
- カオスとは闇に呑まれたストレンジャーの成れの果て。
・FFオリジンレビューはこちら。
ルフェイン人とは、突然消えた古代人
ルフェインという単語は、作中に多く出ています。
しかしルフェイン人自体が登場する事は、少ないです。
高度な技術を持っているの分かるけど、結局ルフェイン人は何がしたいのか?
と思う事も多いので、解説と考察を載せていきます。
本編でネオンが少し語りますが、ルフェインとは古代にあった小さな国家です。
この世界は、コーネリアと呼ばれる大国が中心の世界です。
大昔ルフェインは小さな国家でしたが、高度な技術や独自の強力な武器を開発し、コーネリアと戦争になります。
しかし戦争中に突然、ルフェインという国家が丸ごと消えてしまいます。
ルフェインが存在した場所には、何1つ残っていませんでした。
ルフェイン人は別世界に転移し、研究を続けている
ルフェイン人は、次元の狭間の技術を使い、異世界に国ごと転移しています。
何故そんな事をしたのか?
コーネリアの世界は、光と闇のバランスが崩れると崩壊する。という事に気付いたからです。
つまりルフェイン人達は、不安定なバランスで成り立つ世界に巻き込まれるのが嫌なので、異世界転移しました。
その後は、光と闇のバランスの研究をするために、異世界からコーネリアの世界に干渉している事になります。
どちらかに傾きすぎると、世界は崩壊します。
しかしルフェイン人は世界の再創生が出来るので、実験の失敗をしたらコーネリアの世界を作り直しています。
なので崩壊しそうになったら、「また作り直せばいいや」という感覚でやっていると思います。
光と闇のバランスの維持の研究
コーネリアの世界は、光と闇のバランスによって維持されています。
- 光とは正の感情、希望や喜び。
- 闇とは負の感情、絶望や苦しみ。
ルフェイン人達は、これらに興味を抱き、異世界からバランス調整の研究を延々とし続けています。
ゲーム中のルフェインレポートにも書いてありますが
クリスタルとは、ルフェイン人の開発した物です。
本来は、「それぞれの元素、風・火・土・水を安定させるために、世界にクリスタルを配置した」と記されています。
しかしクリスタルの力を目の当たりにしたコーネリアの人々は、その光にすがり、勝手に希望を見出しました。
「クリスタルがあれば安心」という希望がどんどん世界に広がり、光の総量が増えてしまったのです。
つまりクリスタルの存在が、世界のバランスを悪くさせました。
ダンジョンや魔物を送り込む事で闇の総量を増やす
ゲーム中に、コーネリアの風景とは似つかない建物。
ある日、突然現れて魔物を排出するダンジョンを「ルフェインの贈り物」と呼ばれています。
これは実際その通りであり、ルフェイン人が世界の闇の量を増やす為に、ダンジョンや魔物をコーネリアに送っています。
クリスタルによって光が増えすぎてしまった為、これでバランス調整をしようという事です。
この際、送られてくるダンジョンや魔物は、過去作のFFに登場した物に酷似しています。
これはルフェイン人は別世界を観測し、それを元にダンジョンや魔物を作り出しているからです。
FF14のサスタシャ、FF6の魔大陸等、過去作オマージュは、ちゃんと設定があって出されているんですね。
つまりルフェイン人はエオルゼアを観測する事が出来る。
闇が多すぎてバランス崩壊する
ルフェイン人は、クリスタルで光の量が増えてしまったので、魔物で闇の量を増やそうとしました。
しかしバランス調整は上手くいかず、人々の恐怖が予想以上に増してしまいます。
そんな負の感情が増えすぎた人々から、「カオス」という存在しない闇の概念が生まれてしまいました。
「この魔物が多い状況は、カオスのせいであり、カオスという魔王が魔物を増やしている。」と人々は考えた訳です。
そして「いつか光を携えた戦士、光の戦士が現れ、カオスを倒して世界を救う」というおとぎ話が出来上がります。
しかしこの世界で、本当に光の戦士が現れ闇を打ち払うと、光の総量が増えて崩壊に進みます。
これは妄想ですが、もしかしたらFF1クリア後の世界は、FF14の第1世界の様に「光の氾濫」が起きているのかしれませんね。
第1世界とはFF1の世界を元に作られたのでしょうか。真実はわかりません。
ストレンジャー計画で光を増やす
ルフェイン人達は、バランス調整の研究をし続けています。
魔物が増え、カオスの恐怖に怯え続ける人達に対し、光の総量を増やすにはどうすればいいか?
そこで光の戦士に目を付けます。
ルフェイン人達はストレンジャー計画を思いつきます。
別の惑星から集めた人間たちを、そのままストレンジャーとして利用し、管理させる計画です。
別の惑星の文化圏のままコーネリアに送り込み、現地で装備を調達させる。
つまり主人公ジャック達はストレンジャー、コーネリア人でもルフェイン人でもなく、別の惑星から連れてこられ、利用されている人間達です。
最初にコーネリア王と謁見に対して、周りのコーネリア人との服装も全く違い、有り得ないぐらいラフな格好をしています。
ネットでもネタにされ、ラーメン屋店主とバイト2人と言われていました。(確かにそう見えます)
しかしこれは、別の惑星の文化圏から、そのまま送られている事を意味しています。
そしてこのストレンジャー達には、「カオスを倒す」という強烈な使命感を植え付けられています。
「カオスを倒す、倒したくてしょうがない」という渇望から、世界中の魔物達を倒し、カオスを探し続けます。
まるで伝説の光の戦士です。
この際ルフェイン人の記憶があると、思惑通りに動かない可能性があるので、ジャック達の記憶は抹消されています。
これを何度も繰り返して、光と闇のバランスを維持するのがストレンジャー計画です。
ジャックが最後、ルフェイン人に対して「なにさまだ!」と怒り出す理由がこれでわかりますね。
カオスとは何か?
「カオスとは存在しないはずの闇の概念」
なのに、実際には存在していますよね。これは一体何なのでしょう?
カオスとはストレンジャー達が、闇の感情に呑まれて魔物化したものです。
存在しないカオスへの憎しみ、それが闇に呑まれた事で、本当にカオスを作り上げてしまったのです。
ストレンジャー達は、黒水晶のお陰で戦闘力が格段に高いので、魔物化した時も強力になります。
ルフェイン人が世界再創生をしても、カオスは強力な存在なので再創生されずに残り続けます。
カオスはルフェイン人にも手が負えない存在で、カオス化には非常に神経質になっています。
そこで「強大な力を持つジャックをカオス化させ、ルフェイン人の支配から脱出しよう」というが目的です。
FF1のラスボス、カオス誕生の物語ですね。
(FF14オメガにもカオスは出演しています)
最後に
ルフェイン人とは異世界から干渉し、研究し続けている、マッドサイエンティストのような者達です。
そして主人公ジャック達ストレンジャーは、何度も記憶を消去され、光と闇のバランス調整をさせられています。
つまりルフェイン人の支配からの脱出が、ジャック達の目的です。
ゲーム本編では情報が散らかっているので、全容の理解が中々難しいです。
これ以外にも、光の戦士を育てる等、未知の部分が多いですが、私はFFオリジンのストーリーは結構気に入ってます。
詳しい内容を知ってるからストーリーを見ると、また新たな発見があるかもしれませんね。
Part2はアストスやジャックのその後の考察です。
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