マルチプレイ型4人協力アクション(シングルはBOT入れて可能)
ここではWarhammer Vermintide2のレビューを載せています。
この記事の結論は「近接戦闘の高難易度の協力プレイが楽しい」です。
ではいったいどんな近接戦闘なのか?、何故高難易度が楽しいのか?を紹介致します。
目次
爽快感溢れる近接戦闘メイン、4人で協力しながら敵をなぎ倒せ
1人称視点からなるCOOP型のゲーム、キャラクターによって装備出来る武器が異なり、動きが変わってきます。
剣盾・槍・二刀・ハンマー・レイピア等、多種多様であり、これらを上手く扱いながら敵をなぎ倒していきましょう。
ゴア表現は強めで、弱い敵は剣で真っ二つに切れる事もあり、大量の敵をバサバサ切れる爽快感溢れる戦闘になっています。

L4Dの近接ファンタジー版と言われている事が多いですね。
近接戦闘がメインですが、遠隔武器もあり、後述します。
武器を振るだけでは勝てない、近接戦闘の奥深さ
「主観視点の近接なんて武器振ってるだけで、奥深さなんてないでしょ?」と思うかもしれませんがそんな事はありません。
FPS型の近接戦闘には通常攻撃・チャージ攻撃・プッシュ・ガード・アクティブスキル等、一見シンプルそうだが奥深い戦闘になっています。
通常攻撃で敵を倒し、敵が多ければプッシュで距離を取る。
チャージ攻撃は発動が少し遅いが、威力が上がり、敵の装甲を貫通する。
特に敵との距離を保つプッシュは重要で、距離を開け、怯まして攻撃しましょう。
また近接戦闘ですがFPSの様にヘッドショット判定があり、上手く頭を斬るように当てるとダメージが上がる等、武器のモーションや射程を考慮しながら戦う必要があります。

低難易度だと適当に勝てるので「これ武器振ってるだけで、つまらん」となりました。
私はこのゲームに対して少しの緊張感が必要だと思っています。低難易度は取っ付きやすいのですが、武器をブンブン振っていれば勝ててしまいます。
そうなると「これの何が面白いかわからん」という状況に陥り易いです。
しかしある程度、自分が死に易くなると話しが変わってきます。
武器の射程、振りの速度、威力等、様々な要素を含めて、自分がダメージを喰らわない様に考える様になりました。
そうなると低難易度で思っていた「どの武器も一緒で振っているだけ」という考えが一新されます。
武器の使い分けや武器性能の差がおのずと分かる様になってき、ゲーム自体も楽しくなってきました。
遠距離戦闘もあり、銃や弓でも戦える
このゲームは近接戦闘がメインですが、殆どのキャラクターは遠距離武器を1つ装備する事が出来ます。
ただ弾数に制限があり、持てる数は多くないので、必要な状況のみで使うようにしましょう。
キャラクターによっては遠距離が得意な者も存在し、厄介な敵を狙撃する・ボスキャラに大ダメージを与える等、戦闘で重要な役割になります。
遠距離武器の種類も豊富で、銃・連射式ハンドガン・ガトリングガン・弓・クロスボウ・魔法等があり、遠距離の戦闘も十分に楽しむ事が出来ます。
めんどくさい敵を狙撃してくれる人が仲間にいると、非常に助かります。
多くのキャラクターと職業
様々な能力を持つ5人のキャラクターから4人選び、またキャラクター1人に対して3つのキャリアという職業から1つ選びます。(DLCで4つ目を持つキャラもいます)
キャラクター毎に装備出来る武器や能力も違い、キャリアによって近接・遠隔・タンク等の得意な分野も変わってきます。
またレベルが上がる毎にスキルを設定する事が出来ます。
・帝国兵士、ドワーフ、エルフ、ウィッチハンター、炎魔法使いの5人。
キャラクターの被りは禁止されており、他の人が使っている場合は、別のキャラクターを使う必要があります。
ハクスラシステム、周回による武器掘り
ステージをクリアする事で必ず宝箱が貰えます。
この宝箱を開けると装備品が貰え、レアリティの高い様々な能力の付いた装備品が入手できます。
通常のハクスラゲームに比べると、異常に強い武器は存在せず、どちらかというとプレイヤーの腕に依存する部分の多いゲームですが、キャラクターを強化するという点も楽しめます。
・ステージ途中にグリモア・トームと呼ばれる呪われたアイテムがあり、所持していると最大HP等が下がるが、持ち帰ると宝箱の質が上がる。
このグリモア・トームシステムは個人的に好きではありません。
ハクスラシステムから武器掘りは楽しいですが、良い装備を取りたいが為に、この呪われたアイテムで宝箱の質を上げるのはほぼ必須です。
これがまた変な位置に隠されている事が多く、めんどくさいアスレチックを強要されるパターンがあり、テンポが少し悪くなります。
最後に
近接COOPゲームとしてかなり面白い出来になっており、個人的にかなり楽しい。
最低難易度では武器を振るうだけ無双出来てしまうが、難易度を上げる事で多くの立ち回りを考え、近接戦闘による爽快感と奥深さが分かる様になってきます。
しかしある程度キャラが育っていないと高難易度はキツイので、少し育ててから上の難易度を目指してみるのがオススメです。
・現在英語のみで日本語には対応していません。
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