唐突ですが、自分の腕を上げる事で得られる爽快感は最高だと思いませんか?
このNINJAGAIDENは難しいゲームです。
しかし自分の腕が上がる事で、どんどん動きが華麗になり、今まで苦労していた敵を簡単に倒す事が出来ます。
そんなアクションの出来が最高に良いゲームなのでご紹介いたします。
NINJAGAIDENってどんなゲーム?
- ハイスピードで忍者が動き回り、美しいアクションで周りを血の海にします。
- 難易度が高いですが、自分の腕が上がった時に最高の爽快感を得られます。
- 1~3全て込み、未だにアクションゲームとして高レベルの作品です。
この記事の結論は「古臭い部分はありますが、アクションの出来は最高に良い」です。
では何故アクションが最高だと思うのか?を解説していきます。
目次
忍者が美しく戦う!ハイスピードアクション
忍者龍剣伝シリーズ主人公リュウ・ハヤブサが戦うハイスピード忍者アクション。
忍者といってもステルス要素は無く、正面からハイテンポな動きで敵を血の海にしていく3Dアクションゲームです。
少々古いゲームのリマスター作品ですが、当時の最先端のグラフィックとアクションで作られており、現在でもこのレベルに達しているアクションゲームはあまりありません。
また武器やアクション数も豊富にあるので様々な戦い方が出来、中毒性が高い作品です。
- ファミコンソフト忍者龍剣伝の主人公リュウ・ハヤブサと同一人物です。
- あやね、レイチェル、紅葉、かすみ、作品によってハヤブサ以外にも操作できるキャラクターが存在します。
- 武器種は、刀、二刀、トンファー、鎖鎌、大鎌、爪、フレイル、両手剣、棍、ハンマーと作品によって変わります。
とにかくアクションが豊富でカッコイイです。
アクションゲームはやはり、テンポ良くカッコイイ動きで自己満足に浸れるかだと思っています。
3D格闘ゲームの様な派生技が多く、通常攻撃から様々な技を繰り出せるので「こんな技もあるんだ」と新しい発見をする事もよくあります。
その度に自分でカッコ良く動かす事が出来る様になり、成長を実感出来るのが最高に楽しいです。
あとリュウハヤブサの叫び「ホアァァァァァ!!」が何故か癖になります。
敵も本気で殺しにくる高難易度アクション
敵のAIは非常に頭が良く、本気で殺しにかかってきます。
通常のアクションゲームの雑魚敵の様に、棒立ちしている事は殆ど無く、間合いを計り一瞬で詰めてコンボを叩き込んできます。
戦闘は3D格闘ゲームの様な立ち回りを常に要求される為、難易度が高く、常に緊張感のある戦闘を楽しめます。
敵も忍者、ロボ、魔人、モンスター等、バリエーションも豊富に存在し、様々な動きでやり応えのあるゲームになっています。
・全体的にこちらも敵もダメージ量が多く、一瞬の油断が命取りになります。
しかしこちらが与えるダメージも高いので戦闘自体のテンポが良く、密度の高い戦闘が楽しめます。
格闘ゲームの様な部分も多くあり、ガードばかりしていると投げられます。
双方のダメージ量が高く、敵の動きが賢いので、格闘ゲームにある「敵の圧力」の様な物を感じる事が出来ます。
下手に隙の大きい攻撃を放てば死ぬので、出の早い攻撃や高火力の攻撃を使い分けるのも重要でした。
手裏剣も一見使えない武器に見えますが、一部の技をキャンセルしたり、一瞬敵を怯ませる等、使いどころは以外とあります。
繰り返し学び、成長する喜び
これは死にゲータイプのアクションゲームです。
敵は複数かつ明確な殺意を持ってこちらに攻撃してくる事が多く、また一部理不尽な敵もいるので心が折れる事もあるかと思います。
しかし段々と楽しくなります。なぜなら様々な戦法を試行錯誤し、武器や忍術を駆使する事で、少しずつ動きが良くなりますよね?
そこで自分の成長を実感出来ると、達成感や快感が得られます。
・ソウル系とは違い、一応Easyモードはあります。
自分の成長を実感出来るタイプは大好きです。
何事も、成長を感じると飽きずに楽しく進める事が出来ますよね。
NINJA GAIDEN Σ
初代XBOX版に追加要素を足したNINJAGAIDENΣのPSVITA版を移植した物です。
リュウハヤブサの物語の始まりであり、隼の里が神聖ヴィゴル帝国に襲われた所から物語は動き出します。
基本的にステージ通り進み、そこのボスを倒して終わりという一般的なアクションゲームのの進行方法ですが、この格闘ゲームの様なアクションやシステムの基礎が出来ており、最初の作品ながらも完成度は高いです。
道中エッセンスというお金の様な物を貯めて、武器や回復アイテムを買って攻略するというシステムもあります。
またChapter制になっていますが、実は全てのMAPが一応繋がっており、後から戻る事も出来ます。
古臭い意味不明な謎解きはありますが、アクションは最高です。
尚、超高難易度のBlackは入ってません。
NINJA GAIDEN Σ2
今作は滅却と言われる新システムを導入し、こちらの攻撃で部位欠損した敵を一撃で倒すという強力な技が追加されました。
部位欠損した箇所や武器によって滅却モーションは全て変わるので、豊富な動きでトドメを刺します。
こちらの攻撃やコンボで欠損させて滅却という流れる様な素早い動きでトドメを刺す動きが恰好良いです。
また今作から戦闘が終わる毎に体力が回復する仕様になり、やり易くなりました。(しかし受けたダメージによって最大体力が暫く減る)
・今作はPS版のNINJAGAIDENなので、規制版です。
無規制で血の海になるXBOX360版は入ってません。
Σ2は欠損表現等、劣化している部分もありますが、無印版にある無駄な謎解き要素が完全に削がれているのでテンポ良くゲームが出来るのは良い部分です。
三作品の中で一番好きです、武器の種類が多く、どれも動きがカッコイイ。
敵の数が多く火力も高い為、素早く頭数を減らす事が求められます。
その為、如何に素早く欠損させ滅却をするかが重要になってくるので、技の使い分けも考える必要があって楽しいです。
NINJA GAIDEN 3RE
今作は断骨と呼ばれる新システムの導入され、敵が赤く光った攻撃に対してタイミング良く強攻撃をする事で一撃で真っ二つにするというシステムが導入されました。
しかしお世辞にも面白いとは言えないストーリーやクナイクライムというボタンを交互に推して壁を登る詰まらないシステムも導入されており、ゲーム中のテンポは少し悪いです。
更に雑魚敵のガード率が高く、理不尽に難易度が高くなっている部分もあります。
また2に比べて武器は減っていますが、武器自体のアクション数は増えており、派手になっています。
・規制されておらず敵が真っ二つになるなど、滅却の爽快感は増しているので、割と面白い作品になっています。
敵が派手に吹き飛ぶので見た目は一番好きですが、敵のガード率が高い、QTEが多い等、ストレス要素が多いです。
他のキャラクターである、あやね、紅葉、かすみの完成度が高く、アクションが豊富になっています。
しかしリュウの行動後の硬直が長くなっており、着地狩りされる事が多いです。(着地後に回転+強で、硬直の無防備をキャンセルする事は出来ます)
1~2に比べて弱体化が入っているのがキツイ。
・無印3という黒歴史は入ってません。
あやねは零にも出演しています。
最後に
アクションゲームとしての完成度もグラフィックもレベルが高く、忍者が好きな方ならオススメ出来ます。
勿論、忍者と言ってもステルス要素は一切無く、真正面から派手に切り込むゲームです。
個人的に3には少し不満がありますが、全ての作品を楽しむ事が出来ました。
正直言えばXBOX版も入れて欲しい所ですが、移植されているΣの方が難易度は低く追加要素も多いので、初めてやる方には取っ付きやすいと思います。
難しいアクションゲームや少しずつ成長を感じながら進むのが嫌いな方は買わなくて良いと思います。
これを見て「自分は好きそうだな」と思う方には合っているゲームなので、買いましょう。
自分の腕が上がる事で得られる爽快感がクセになりますよ。
またこれ以降に発売されている仁王シリーズの原点とも言えます。(ハヤブサの先祖が出演している)
FFオリジンもTeam NInja作成のアクションゲームで面白いです。