ここでは龍が如く極のレビューを載せています。
・Steam版はYakuza kiwami
目次
初代龍が如くのリメイク、美しい神室町
堂島の龍、桐生一馬の活躍を描く初代龍が如くをリメイクした作品。
初代リメイクとはいえ、10年前を舞台にした龍が如く0も発売しているので、極シリーズでは実質2作品目となっています。
ここから初めても問題は無いが、龍が如く0のストーリーを知っておくと一部キャラへのイメージがかなり変わるので、出来れば0からやっておくのをオススメします。
オープンワールドか?言われると頻繁にエリアチェンジのロードがあるので微妙な所ですが、神室町という魅力的な街が美しく作られています。
・大阪の蒼天掘は今回は無し。
4種のスタイルをチェンジし、ヒートアクションを決めろ!
0と同様に桐生一馬は戦闘中にリアルタイムでスタイルチェンジして戦うシステムになっています。
喧嘩屋、ラッシュ、壊し屋という前作から引き継いだスタイル、更に堂島の龍という初代のスタイルの4つのスタイルを駆使して戦います。
・チンピラ、扱いやすいバランス型のスタイル。
・ラッシュ、高速移動や回避、連続攻撃が可能だが、火力が低くボス戦でのゲージ為や戦闘での離脱に使う。
・壊し屋、動きが遅いが自動でアイテムを拾って攻撃してくれるので、雑魚の範囲戦に強い。
・堂島の龍、最強スタイルだが真島と戦わないと一切スタイルが育たないので、育てるのが大変。
今作は条件付きだが、スタイルチェンジにポーズを取らない様にする事が可能。
なので、上手く扱えばテンポ良く長めのコンボを入れる事も出来ます。
難易度の高い戦闘
今作は敵がやたら回避やスーパーアーマーを持っている、また最初はアクションやステータスが解放されてないので序盤の桐生ちゃんはかなり弱く感じます。
その為、今までの様に無双感覚で戦うのではなく、しっかりとした立ち回りを意識して戦う必要があります。
敵の真ん中に突っ込まない、周りから範囲攻撃で複数削っていく。
壊し屋スタイルの掴み→ヒートアクションで複数ダメージを与える等をして上手く切り抜けていきましょう。
どこでも真島
至る所で真島が桐生ちゃんに粘着してくるシステム、演出が面白くゴミ箱から出てきたりキャバ嬢に変装したりと様々な登場シーンがある。
真島と一定数闘い、イベントをこなすと堂島の龍スタイルが成長する。
これ自体は面白いが、真島を探すのに手間がかかり、堂島の龍スタイルはこれがないと育てる事が出来ないのが少しめんどくさい。
神室町で遊びまくれる!
神室町は沢山のプレイスポットがあり、ミニゲームの宝庫。
将棋、麻雀、キャバクラ、ゲーセン、闘技場、ビリヤード、ダーツ、メスキング、カラオケと大人のプレイスポットが目白押しである。
本編を進めるにあたって、別にやらなくてもいいが神室町の魅力を満喫できるので、是非気が向いたら遊んでみましょう。
・特にカラオケはオススメ。
最後に
今作は難易度が高めで敵も強いので、0に比べて爽快感は少なくしっかりとした立ち回りをしなくてはなりません。
また途中のカーチェイスは単純に詰まらなくどこでも真島も面白いけどダルいという微妙な所もありました。
しかしストーリーには相変わらず引き込まれるような楽しさがあり、派手なヒートアクションや魅力的な登場キャラクターは健在。
ボリュームは少な目ですが、十分楽しむ事が出来ました。