聖剣伝説3リメイク Trials of Manaをクリアしたので、感想・レビューを載せています。
目次
カワイイ世界とシンプルなアクションRPG
リメイク作品なのでスーパーファミコンによる原作があるが、雰囲気を壊さずに上手く現代風にリメイクされている。
原作もアクションRPGだが、今作はかなりテンポ良く戦闘出来るようになっており、原作以上にアクション性が増している。
例えばシンプルながらもコンボや回避ステップも導入され、連打のみでは勝てない立ち回りも要求され、ゲームとしての面白味も確実に増えている。
自由な組み合わせとクラスチェンジによる育成
主人公は全部で6人、全てのキャラクターに設定があり其々の行動理由がある。
全員にはクラスという役割があり途中から好きなクラスを選び、そこから覚える技やステータスが変わってくる。
このクラスチェンジが古いながらも面白いシステムであり、人によって全く違う育て方をする事が多く、個性の出るシステムになっている。
・クラス以外にもステータスの割り振りも多少できる。
・例えば主人公の1人剣士デュランもクラスチェンジの仕方によっては、タンク・ヒーラー・アタッカー等、その時の組み合わせやや好みによって様々な育て方が出てくる。
その様々な個性溢れる6人の中から3人選ぶ事で物語は始まる。
・最初に3人選ぶと選びなおす事ができないので注意。
選ばれなかった3人も仲間にはならないが、物語内には出てくる。
難易度は選択可能なので難しくはない
正直いって簡単な部類、さらに難易度も選択可能、何時でも変更できる為、詰まるという事はないと思う。
初見プレイだと、主人公の組み合わせによってはキツイ所も出てくるが何とかなるレベル。
周回プレイでアビリティの厳選、自分だけの最強キャラを作れるが使う場面がほぼ無い
クラスチェンジからのアビリティを厳選、さらに周回プレイで持ち越す事も可能。
人によって様々な育成方針があり個性の出る為、個人的に非常に面白いシステムだと思っている。
かなり育成RPGしており楽しい部分なのだが、この強いキャラを使う場面が隠しダンジョン・裏ボスぐらいしかない。
更に周回プレイでレベルの引継ぎがされるので、最初のラビから長期間ほぼ瞬殺できるので、周回モチベーションが上がらない。
僕の考えた最強のキャラ、を作成するのは楽しいのだが、ある程度レベルが上がると瞬殺できるので、途中からなんでもいいや、と思うようになってしまった。
これだけ面白い育成が出来るなら、そのキャラを活かす難易度も欲しかったのが残念な所。
最後に
スーパーファミコンの雰囲気を壊さずに綺麗にリメイクされた作品。
古臭さは感じるものの、万人受けし易いので興味があったら是非やってほしいですね。
テンポ良い物語進行・テンポ良いアクション・素晴らしいBGM等、昔のスクウェアの良さの詰まったアクションRPGに仕上がってます。