ここではENDER LILIES: Quietus of the Knightsのレビュー・評価を載せています。
目次
少女リリィと不死の騎士の物語
「死の雨」によって滅びた王国を舞台にメトロイドヴァニア形式の2D探索型アクションゲーム。
荒廃し悲しくも美しいダークな世界観に加え、それにマッチしたBGMが流れる非常に雰囲気の良い作品です。
突如降り始めた「死の雨」は国の生き物を狂暴な生きる屍に変えてしまい、ある国が亡びました。
しかし国が亡びたあとも「死の雨」は降り続け、そんな世界の教会の奥地で少女リリィは目が覚める所から物語は始まります。
・探索は通常のメトロイドヴァニアスタイル、探索し、ボスを倒し、ボスや探索で手に入れたアイテムで 今まで行けなかった場所を探索する。
メトロイドや悪魔城ドラキュラ「月下の夜想曲」、最近だとBloodstained等をやった事があるならすんなりとプレイ出来ます。
亡霊達を倒し、仲間にし、この世界を戦い抜く
主人公の少女リリィ自体に戦闘力はありません、しかし倒した亡霊達を対応したボタンにセットする事で、亡霊達の固有のスキルで攻撃させることができます。
この少し変わったシステムが非常に面白く、組み合わせも様々なのでアクションゲームとしても楽しくプレイする事が出来ます。
・道中の殆どのボスキャラはロックマンの様に倒すとスキルにセット出来る様になります。
三連撃出来る騎士、ハンマーを振り回すシスター、毒をバラ撒く魔術師、弾を撃つ鳥。
主人公のモーションも可愛いが、亡霊達のモーションは格好よく出来ており、アクションを見るのも楽しいです。
・マップ中にはスキル強化アイテムも落ちており、好きな亡霊を強化する事が出来る。
・ボスキャラや亡霊達には個別のストーリーがあり、物悲しくも作り込まれた世界観を楽しめることも本作の魅力の1つです。
最後に
ソウルライク・高難易度とありますが、この手の2Dアクションゲームに慣れた人ならそこまで難しくありません。
亡霊達のスキルを上手く組み合わせて戦えば苦戦する事も少なかったです。
グラフィック・BGM・アクションは高水準で楽しめます。この独特の荒廃した美しい世界観やBGMが非常に素晴らしいので、こういった世界観が好きなら非常にオススメ出来ます。