レビュー「エンドオブエタニティHD」唯一無二の戦闘システム、銃撃のみで戦うRPG

RPG、シングル専用

場所も分からぬ未来の話し

大気は汚染され、大地は枯れ果て、地軸は捻じ曲がり、地球は滅亡の危機に瀕していた。

人類はバーゼルと呼ばれる環境正常化のための巨大な装置を開発し、それを大地に移植することで破滅を免れた。バーゼルによって辛うじて保たれている世界。そのバーゼルに寄り添うように細々と暮らす人々。

戦闘する！倒したら次の戦闘に行く、ダンジョン等で迷う要素はほぼ無く、戦闘特化型のゲームスタイルです。

また銃のカスタマイズや服のカスタマイズもあり、魅力的なキャラクターも多く楽しめます。

・銃のカスタマイズ

最初は戸惑うかもしれませんが、誰がやってもハチャメチャな見た目になります。

この見た目は戦闘中には反映されないので、安心してステータスが上がるパーツをドンドン取り付けましょう。

驚異的な跳躍力による銃の戦闘、派手なアクションが魅力の戦闘システム。

戦闘中にキャラの移動ルートを決め、移動中に銃撃をしながら走り抜ける。

これをIA(インビンシブルアクション)といい、このアクションを主軸に戦闘を行うRPGになっています。

・戦闘システムは難解で最初は理解出来ない事もあります。しかし理解してくると派手なアクションと奥深い戦略性がある事に気付き面白くなってきます。

・最初の街の横にある闘技場にチュートリアルや戦闘が手軽にできます。

・マシンガンには青ゲージのスクラッチダメージという仮のダメージ。

少しずつ回復してしまい、敵を撃破する事は出来ない。

・ハンドガンにはダイレクトダメージという回復不能なダメージを与える。

これはダイレクトダメージを与えるとスクラッチダメージの分も確定ダメージとして与える事が出来る。

・マシンガンは威力が高いがスクラッチダメージ、ハンドガンは威力が低いがダイレクトダメージ。

RPGだが戦闘システムが理解できると、キャラの配置が重要な戦略ゲームに近いものだと分かってきます。

レベルを上げてもあまり強くならず、銃の能力と戦闘の立ち回りやテクニックが戦闘の殆どを占めます。

なので考えて戦闘を楽しむゲームであり、やり応えが非常にあります。

個人的に非常に楽しんだRPG、未だにこの戦闘システムに類似したモノは無く、これが楽しめればハマれるRPGです。

またストーリーもギャグとシリアスの両方があり良い出来になっています。

しかしメインストーリーの内容は難しく、一週目ではまず気付かないような伏線が所々にあります。

また解決しない謎の部分もあり考察の必要な内容も多いです。

この辺りは好みによって分かれる事もあるでしょうが私は好きです。

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