海底都市探索型のFPS、現在はバイオショックコレクションとしてリマスター1・2・インフィニットの3作セット販売になっています。(steam版はバラ売り)
ここではバイショックのレビュー・評価を載せています。
バイオショックってどんなゲーム?
- 狂気の海底都市を探索するFPS。
- プラスミド(魔法)を使った、戦術性の高いアクション。
- 強敵でもプラスミドやトラップを上手く使う事で勝てる、頭を使う戦闘。
- 知れば知る程面白い、独特の世界観と物語が楽しめます。
目次
海底都市ラプチャーに迷い込んでしまった主人公ジャック
1960年、ジャックは大西洋上を飛行中の旅客機に乗っていた。
家族の写真と手紙「恐縮だが、・・・まで開けないでほしい」というプレゼントを眺めていた。
その後、何故か旅客機は墜落し、大西洋上に墜落。
その後、ジャックは幸運にも近くの灯台に辿り着き、その中には潜水艇が置かれていた。
それに乗り込んだジャックは、海底都市ラプチャーへと行きついてしまう。
狂気の海底都市ラプチャーを探索!
美しい海底都市ラプチャー、しかし完全に荒廃しており、中は完全に化物と可した人間達が多くいます。
・荒廃した海底都市という、聞いただけでは何だがよく分からない独特な世界観が魅力的であり、化物が出てくる為か少しホラーな面もあります。
・ステージ制に近いものがあり、ある程度進むと元の場所には戻れなくなる。探索する場合はしっかりとする必要があるが、めんどいなら別にしないで進めても良いです。
・街は完全に荒廃してるので、ここで何が起きたかは落ちているダイアリーを聞かないと分かりません。
聞いていくと街が崩壊し人々が狂っていく様子が良くわかるのが魅力です。
そしてこのダイアリーがこの世界を知る上で非常に重要、別に聞かなくてもゲームは進行出来るが、聞いていく内に様々な人達の思惑や派閥が存在していた事が分かり、ゲームがより面白くなってきます。
・他のゲームでは見られない独特な世界観、本来なら有り得ない高度な科学力と1940年代アメリカのレトロな感じの融合したなんとも言えない作りが面白い。
スチームパンク的な魅力が詰まっており、それを見て感じていくのが非常に楽しいのだ。
・プラスミドと呼ばれる薬物が存在し、それをジャックに注入する事で魔法のような力を入手できます。
この魔法の様な力、この力を使って戦術を考えてながら動き、敵と戦う事が本作の楽しいポイントの一つです。
やや古い作品ですが、他には無い世界観と戦闘が楽しく、合う人にはとことん合います。
様々なプラスミドを使い・それらを環境や武器と組み合わせて戦う事が出来る
様々なプラスミドを使い・それらを環境や武器と組み合わせて戦う事が出来ます。
・電撃(敵の動きを止める、水場を感電させる)
・炎(油に引火させる、直接燃やす、氷を溶かす)
・氷(凍らせる)
・テレキネシス(物体を受け止める、吹き飛ばす、引火物をぶつける)
・敵を怒らせ同士討ちさせる。
・タレットのハッキングし味方に付ける。
・大量の蜂を召喚し、敵にダメージとパニックを起こさせる。
・ダミービーコンを出して囮にする。
勿論これだけでは勝てない、EVE(MP)と呼ばれる物を消費して使うので、武器も使い分けて戦う必要が出てくる。
武器自体の種類も多く、レンチ、リボルバー、マシンガン、ショットガン、グレネードランチャー・クロスボウ・火炎放射器等、色々とあり、更に弾薬にも種類がある。
色々な攻撃手段を組み合わせて考えながら戦う楽しみがそこにあるのだ。
・ただショットガンとクロスボウがかなり強く、マシンガンが弱いと武器バランスが微妙な所。
・1は微妙に武器とプラスミドの変更がめんどくさい、1回チェンジしてさらにそこから、プラスミドを選ぶ・武器を選ぶ→発射なのでテンポが悪い。
その点は2とインフィニットで改善されており、武器を持ちながらプラスミドが撃てるようになっています。
1は切り替えが微妙にめんどくさいですが、考えて戦闘する楽しさがありますね。
バイオショックといえばこれ、ビックダディ!
パッケージにもデカデカと書いてある潜水服を着た巨体。
これはリトルシスターと呼ばれる少女を護衛する役目の改造人間ビックダディです。
リトルシスターは死体から血を採取し、体内でアダムという物質を精製出来ます。
そのため多くのスプライサーと呼ばれる変異した化物達から狙われており、護衛役が必要なのだ。(アダムという物質が元で争いが起きている)
これを倒してリトルシスターを救出する事もアダムを採取する事も出来、主人公の強化をする事が出来ます。
だがビッグダディを倒すのは困難であり、正面から撃ち会いではまず勝てません。
そこでプラスミド・環境・装甲貫通弾・タレット等を上手く使って戦う必要が出てきます。
こういった立ち回りを考えるのは楽しいです。
・ただハッキングのパズルはダルい、2では簡略化され、インフィニットでは無くなりました。
戦闘が下手でも楽しめるヴィタチャンバー
所々にヴィタチャンバーと呼ばれる物が設置されていて、主人公が死ぬとここから復活する。(特にペナルティは無いがHPは半分になっている)
いくら死んでも復活する事が出来る上に、減らした敵の体力もそのままなので積むことはありません。ゾンビアタックも可能。
ただしこれに頼り過ぎると作業になってしまうので、気になるならOFFにもできます。
最後に
少し古めの作品なのでHPが自動回復ではないところや、妙なアスレチックをやらされるなど当時のFPSで流行した要素は最近のゲームに慣れた人にとって違和感があるかもしれません。
しかしこの独特な世界観・練られたシナリオは他には見られない魅力があり、シングルFPSとして特化した内容がとても面白いです。